Windows11でスリープ後に復帰できない。

パソコン

数時間放置してパソコンがスリープ機能になっていた。いつもならキーボードやマウスを操作するとログイン画面に戻るのに反応がない…結局電源長押しで強制終了。そんな経験はありませんか?

筆者のPCでも偶に起こるので原因を探りました。検索すると結構出てきますが…

キーボードやマウスのスリープ解除機能がOFFになっている可能性もありますが前回までは反応してたしデフォルトではONになっているはずなんですよね。では他に何が原因なのか…

高速スタートアップを無効にする。

コントロールパネルから電源オプションを開きます。

次に左側の項目から『電源ボタンの動作を選択する』をクリック。

そのままだとチェックが押せないようになっているので上から『現在利用可能ではない設定を変更します』をクリックしてから『高速スタートアップを有効にする(推奨)』のチェックをはずす。

左側項目から電源ボタンの動作を選択するをクリック。
項目がグレーになってチェックできない時は上部『現在利用可能ではない設定を変更します』と出ている。尚、管理者権限が必要。
これで高速スタートアップがOFFになった。アプリ導入時なども稀にこれが悪さする時がある。

ハードディスクの電源を切らないようにする。

コントロールパネルから電源オプションを開きます。

選択されたプランの項目からチェックの入っているプランの右側から『プラン設定の変更』をクリック。

『詳細な電源設定の変更』をクリック。

『ハードディスク』→『次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る』→『電源に接続』の設定を『0』にしてOK。

当たり前ですが自分がチェック入れている項目の設定を変えなければ意味ないですよ。
詳細な電源設定の変更。
デフォルトだと1分になっているので『0』を入れると『しない』に変更されます。

休止状態を無効化する。

Windowsではデフォルトで『休止状態』は無効化されていますが一応。

コントロールパネルから電源オプションを開きます。

次に左側の項目から『電源ボタンの動作を選択する』をクリック。

そのままだとチェックが押せないようになっているので上から『現在利用可能ではない設定を変更します』をクリックしてから『休止状態』にチェックが入っていればチェックをはずして再起動

左側項目から電源ボタンの動作を選択するをクリック。
高速スタートアップと同じように管理者権限を有効にしてチェックをオンオフします。

※コマンドで行いたい時はWindows PowerShellを管理者として実行して

powercfg.exe /hibernate off

と入力してEnter。その後再起動します。

ハイブリッドスリープ機能をオフにする。(windows10まで)

Windows11にはハイブリッドスリープはなくなってます。

コントロールパネルから電源オプションを開きます。

『詳細な電源設定の変更』をクリック。

『スリープ』→『ハイブリッドスリープを許可する』の設定をオフにする。

※この項目がなければすべてのアプリから『Windows PowerShell(管理者)』を起動。(見つけれなければ検索画面に【Windows PowerShell】を入れて『管理者として実行』で起動。

powercfg -h on

を入れてEnter。その後、電源オプションから確認します。

その他に考えられる原因。

その他で考えられる原因とその対策は以下の通り。

  • セキュリティーソフトが原因。→一度アンインストールして入れ直してみる。
  • USBなどの周辺機器が原因。→プリンターなども含めて取り外す。
  • モニタードライバーが原因→モニタードライバー、グラッフィクドライバの再インストール
  • 更新パッチが原因→windowsアップデートを最新にする。それでも治らない場合は逆にパッチが入る以前に復元する。

まとめ

以上でも治らない場合、どうしても直したければ初期化等が必要になってくるかもしれません。

スリープの復帰不可現象は強制終了(意外にCtrl+Alt+Deleteで復帰したりもするので一度お試しを)となってしまうので下手をするとシステムが壊れる事も…

もし気にしないのであればディスプレイの電源だけを切ってスリープ機能自体は使わないようにした方が無難かもしれません。

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